意外と侮れない数値ですよ~久々に真面目記事。
今回は意外と気づいてない人が多そうな敵視についてのTipsです。
細かい敵視の仕組みなどについては、
FF14で戯れる様の記事
「
敵視アップのスキルを検証」 と 「
剣術アクションのヘイト値に関して」 を参考にしています。
◆敵視ってなによタンクが自分にターゲットを向けるために必死になって稼がなければならない数値が敵視です。
1ダメージ=1敵視となっている新生FF14では、とりあえず大きいダメージを与えると多くの敵視を与えることができます。
つまりパーティリストの敵視メーターを見ると自分がパーティの中でどれほどのDPSを出せているかが
おおよそ把握できるわけです。
おおよそというのは、その他の要素が絡んでくるからです。
今回のテーマである
バフアクションや、静者やイルーシヴといった
敵視増減アクションのことですね。
◆バフアクションの敵視*バフアクションとは、プレイヤーキャラクターに良い効果を及ぼすアクションの意では実際にバフアクションの敵視がどれほどなのか。
・・・という
検証まではめんどくさいので、FF14で戯れる様のお知恵を借りるとして。
いかなるバフであっても
敵視70となっています。
70ダメージを与えたときの敵視と同じです。
詩人が使う発勁や猛者も、竜騎士が使うライフサージや気合も、白魔が使うディヴァインシールや神速魔も、
LV50時点では全て敵視70となっていると思われます。
敵視を下げる目的で使われる女神の加護や静者の撃にも敵視70がしっかり乗ってます。
バフ一回につき敵一匹を相手にするならAA一発分かそれ以下ぐらいの敵視で、積み重なるとけっこうな数値になります。
バフアクションの敵視は、敵視が乗ってる対象の数で分散されます。
2匹に敵視が乗ってるときに使用すると1匹あたり35ずつ敵視が入ります。
これらにより、バフアクションが多いジョブは敵視リスト上で上になりやすい傾向があります。
同じダメージを出していたとしても、バフアクションが多い詩人や近接はバフアクションの少ないキャスターよりも敵視リストでは上になりやすいと言えます。
ですので敵視リストだけではDPSメーターとしてはかなり不完全で、あくまで目安にしかならないことを覚えておきましょう。
◆タンクの敵視ディフェンダー・忠義の盾中は全てのアクションに敵視倍率補正がかかっています。
(検証ではパッチ2.0では2倍、2.1で上方修正され、倍率が上がっているはずです)
これはランパートやフォーサイトといったバフアクションにもしっかり乗っているため、DPSが使うバフ程度じゃ敵視は奪われないでしょう。
ちなみに、クルセードスタンスや忠義の盾・剣、ディフェンダーといったスイッチスキルの使用(on)にも一律敵視70があります。
ですが、バフの解除(off)には敵視がありません。
◆こんな経験ない?じゃあ知らないと何が困るの?という部分です。
だいたいの状況を一まとめにすると、「ボス戦の開幕」です。
私が一番気になったのは大迷宮バハムート4層の最初。
MTがバグを範囲に巻き込み安いように集めるわけですが、全て集め切る前に数匹のバグがDPSのほうに行ったりヒーラーのほうに行ったりしてバラバラになった経験がある人も多いんじゃないかと思います。
原因は言わずもがな
バグが集まりきる前に、DPSがバフを使って敵視上昇でタゲがぶれるのですが、ID道中などの戦闘ではこれは見受けられません。
なぜなら、蛮神戦やバハムートなどの特殊な戦闘では、いずれかのPCに敵視がのると全員に敵視1ずつ乗る仕様になっており、最初にターゲットされたのがタンクであっても全員敵視が1になっています。
DPSがバフを使うとその敵視に上乗せされ、敵視トップになりターゲットされます。
開幕から一度に複数を相手にするバハムート4層・5層では、良く見る光景だと思います。
対してID道中の雑魚などでは、対象に行動を起こさないかぎり敵視が乗ることがなく、タンクが敵を集めてる間にDPSは敵視を乗せずにバフを準備することもできます。
◆そうならないための対策よく聞くのは、「タンクが集めるまで何もするな」というもの。
たしかに対策として理にかなってはいますが、どうしても何もしない無駄な時間というものが生まれてしまいます。
DPSやヒーラー全員を待たせるよりも、タンク1人があることをするだけで対策が取れてしまいます。
それは、「DPSより先にタンクがバフを使う」これだけです。
タンクのディフェンダー・忠義の盾により同じバフでも数倍の敵視が稼げますので、タンクが一度バフを使って敵視を上乗せしてしまえば、その後にDPSやヒーラーが猛者だのアイフォーアイだのをしても敵視がぶれることはありません。
フラッシュなどと違いバフの敵視はどこに居ても発生するため、範囲は気にせず敵視リストに表示された直後に使うと効果的なのです。
注意しなければいけないのは、
必ず敵視1の状態(オレンジネーム)になったのを確認してからバフを使わなければ意味がないということ。
たまに敵に突っ込む前にバフを積んでから突っ込む人もいますが、バフ時間的にも敵視的にもとてももったいないです。
逆に言うとオレンジネームのままなのにバフを先走るDPSもダメな例ですね。
タンクのバフを確認し赤ネームになったのを確認してからバフを使うといいでしょう。
極端な話、4層で最初にターゲットされたのがタンク以外でも、パーティメンバー全員に敵視1乗ってるため、タンクがバフを使えばタンクのとこに集まっていきます。
真ん中にフレイミングアロー・シャドウフレアを置かれたらとりあえずバフ2個ほど積んでおくと1DoTダメージくらいの敵視なら稼げているはずなので、フラッシュを漏らすこともないでしょう。
そこでバフを積むべきかどうかは別として・・・。仕組みとしてこうなってます。
例えば5層ならSTが突っ込みワイバーンのタゲを集めるのが一般的になっていますが、スイッチ式でないかぎりSTはバフを持て余してしまうので、ヘイトリストに乗った瞬間にSTは全バフを放出すればDPSも安心して攻撃準備にはいることができます。
ちょっとわかりづらいかもしれないので、続きからは画像を使ってちょっとだけ解説します。
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